
てか、そもそも「ADHDの原因」って?
とにかくADHDの人は色々足りていないみたですね。(1)(2)←前の記事
根本的な原因としては「脳の神経伝達物質がうまく機能していない、そもそもの神経伝達物質(ドーパミンやノルアドレナリン)が健常者より少ない」ことがあげられています。
だから「足りないなら、補給する」っていうのが個人的見解です。(ドーパミンを増やす、伝達機能の改善するサプリメントを摂取する)。
『ビタミンB6』と『マグネシウム』の組み合わせが良さげ
2006年の研究ですね(3)。ADHDの子供は「マグネシウムが足りていない」ことも分かったようです。
そしてこの研究では「マグネシウムとビタミンB6投与でADHDの子供40人を8週間追跡調査」という内容。
結果は
- ADHDの子供は健常者より「マグネシウム、ビタミンB6レベルが有意に低い」
- 8週間(約2か月)の投与で「多動、不注意、攻撃性、過敏性などの症状が大幅に改善」
- しかし、投与終了に伴い、数週間後「マグネシウム&ビタミンB6レベル低下」「症状が再発」してしまった。
なるほど「継続的」な補給が必要みたい………
実はこの組み合わせって………
前に書いた女性特有の生理障害を書きました。
もしかしたら「マグネシウムとビタミンB6」の組み合わせがこの症状を緩和してくれるかもしれないっていうイギリスのレンディング大学の研究(4)。
「50mgのビタミンB6」と「200mgのマグネシウム」を毎日摂取してもらったという研究。
(A)マグネシウム200mg (B)ビタミンB6 50g (C)マグネシウム&ビタミンB6 のグループにまぁ平均年齢32歳女性44人のを振り分けて、生理症状に関する30項目のアンケートに答えてもらったと。
結果的に(C)マグネシウム&ビタミンB6を両方摂取してもらったグループが一番症状が緩和したと。
特に生理前のメンタル面(不安やイライラ、過敏、情緒不安定など)に有意に効果的だと。
ちなみにビタミンB6単体で調べた別の研究もあります(5)。こちらで生理前の不快症状のメンタル面69%。身体面(乳房のハリ、頭痛、腰痛など)52%と、ビタミンB6だけで症状が半分以上も改善できたという研究もあります。
ビタミンB6とマグネシウムはADHD及び女性におすすめ