
ある意味『障害』なのかもしれません
結論から述べますと生涯を通じて、反社会的な行動をしている人はそうでない人より『脳が小さい』ということがロンドン大学の2020年の研究で判明(R)
45歳の参加者『652人』の脳をスキャンしまして、自身の記憶や家族や先生からの報告をもとに
・441人(66%)は反社会的行動履歴ほぼなし
・151人(23%)は思春期のみ反社会的行動をしていた
・80人(12%)は現在進行形で反社会的行動(盗み、いじめ、暴力、仕事の欠勤とか)をしている
といった3つのグループ分けられまして
MRIで脳の厚さ、表面積、大きさ及び皮質内の360個の領域を測定しまして
それでこの現在進行形で反社会的行動に従事している方々の脳はですね
・脳の平均的に見て表面積も小さく(–0・18 )、皮質厚も薄い( –0・10)
・360の領域中の280の領域の表面積が小さく、11の領域で皮質が薄くなっている
特にモチベーション、実行機能、感情の調整などに関連する領域の表面積の小ささと皮質の薄さが顕著だったとな
・ちなみに思春期のみの若さ故の過ちグループは脳の構造に問題はなかったようです。