
日本人ってどうなんでしょうね………(笑)
2018年のフィンランドのヘルシンキ大学の研究(R)
1919年~1934年生まれの方たちが1974年と1975年に研究に参加しました。
まぁつまり、40~50代の人たちを40年間追跡調査したということですね
対象は管理職の方々、1222人になります
こちらの方々を対照群(610人)と医学的アドバイスを定期的に受ける介入群(612人)に分けましたと。
みなさん少なくとも1つの心血管疾患リスクを持っていた(喫煙、高血圧、高コレステロール、高トリグリセリド、太りすぎなど)
とりあえず介入群の心血管疾患リスクは『46%減』でしたが、『追跡調査15年時点では介入群の死亡率は対照群より高かった』んですね
心血管疾患リスクは減ったのに死亡率が下がってなかった原因とは?
そこで期間を40年に延長して、仕事量、睡眠時間、休暇量も調べた
まぁ、予想通り
休暇期間の減少は介入群の死亡率に関連していたことが判明
3週間以下の休暇を取っていた人でも3週間以上休暇を取っていた人に比べて『37%死亡率が高かった』ようです
研究者のStrandberg 教授のコメント
研究者の 私たちの研究では、休暇が短い男性の方が、休暇が長い男性よりも働きがちで眠れませんでした。 このストレスの多いライフスタイルは、介入の利益を覆したかもしれません。 介入自体もまた、彼らの生活にストレスを加えることにより、これらの男性に心理的な悪影響を及ぼした可能性があると考えています
私たちの結果は、健康教育が有害であることを示すものではありません。 むしろ、彼らは、ストレスの軽減が心血管疾患のリスクを軽減することを目的としたプログラムの重要な部分であることを示唆しています。 ライフスタイルのアドバイスは、リスクの高い個人の心血管イベントを防ぐために、現代の薬物治療と賢明に組み合わせる必要があります
正直、3週間の休暇とか日本では考えられない………(笑)