「やらせる」ではなく、「やってもらう」!?
2014年の研究(1)と2015年の研究(2)から「自分で選択してもらう」ということが一番の難関である「継続」の手助けになりそうです。
まず2014年の研究では10代(高校生くらい)の女性「27人」に20分間トレッドミル(ランニングマシン)をやってもらう。
最初は「速さ」などを自分で決めてもらい、次の機会で決められた速さ(アメリカのスポーツ医学会推奨の速さ)でやってもらうという単純なもの。
【結果】
- 運動効果はどちらも等しい結果になった
- しかし、「決められた」ものをこなすというのは「退屈で面倒」に感じるようでした。←自分で決めたメニューのときのほうが「満足度」高い
2015年の研究ではこれの「筋トレver」です。これは「重さの選択」です。
パターンは3つ、(A)MAXの70% (B)MAXの40% (C)自分で重さを決める
これでトレーニーの平均年齢23歳の女性「20人」に45分間の筋トレを行ってもらった。メニューはレッグエクステンション、チェストプレス、ラットプルダウンなどを3セットずつ。
トレーニングの継続意識や自己効力感などを評価しました。
【結果】
- こちらも自己効力感及びトレーニングの継続意識は「自分で重さを決めたとき」が最高値でした
- ちなみに自分で重さを決めても、だいたい平均MAXの「57%」を選択する傾向でした。←まぁ十分じゃない?
女性に関しては、「尊重」を大事にしたほうがいいかもしれませんね
あっ私はトレーナー養成所とか出ていないで、教科書通りで常識であるなら申し訳ないですΣ(゚Д゚)
余談(笑)。
ちなみにトレーニングの中の「励ましの言葉」ってマジで効果あるみたいです(3)。MAX値から「5%」底上げされるみたい(笑)。
ちなみに励ましの言葉は「 ‘Come on, you can do it’」だそうです(笑)。
トレーナーに限らずに仲間が頑張ってるときはぜひ、この方にになりましょう(`・ω・´)ゞ。
